今回はレオパードゲッコー用の個体別情報管理ツールの紹介です。
購入だったり、繁殖だったり。
何かと個体数が増えがちなレオパの、情報を整理・保存しておく為のツールです。
とは言え、元々個人的に使用していた簡易的なツールであり大層なものではありません。
へっぽこExcel使いが作成した物であり、Excelマスターの諸氏はご自身で作られた方が絶対に良いです。
『そろそろちゃんと整理しないとなぁ…』
と思いながらも、なんとなく後回しにしてしまっていた方にお使い頂ければ幸いです。
それではツールの機能紹介を行っていきます。
PCでの使用を前提としています。
【ツールのダウンロード】
無期限でファイルをアップロード出来る場所が限られ、onedriveにアップしてます。
保存までが少し分かりにくいので、下に手順化してます。
(正直詳しくないので、もっと簡単な場所があったら教えて欲しいです…)
① リンク先の『レオパ用個体管理ツール_配布版Ver.X』にマウスカーソルを合わせる。
② 表示されたツールバーより『ファイル』をクリックする。
③ 『名前を付けて保存』をクリックする。
④ 『コピーのダウンロード』をクリックする。
【個体情報の登録】
先ほどダウンロードしたファイルを開きます。
飼育している個体の情報を、分かる限り入力していきます。
登録出来る情報は
個体ID、性別(プルダウンから選択式)、♂親ID、♀親ID、モルフ、ヘテロ、生産地、生年月日、購入元、ブリーダー情報、検証済モルフ項目、その他備考
の12種類です。
面倒な作業ですが、コツコツ登録をしていく事をおすすめします。
将来的にブリーダーを目指している方にとっては、動愛法上で販売時に記載が義務付けらた情報も含みますので、可能な限り全ての情報を入力しておいた方が楽です。
細かな注意点がありますので、シート内のマニュアルをご覧ください。
【個体検索用】
黄色く塗りつぶされた個体IDセルに、情報を調べたい個体のIDを入力します。
すると自動で右側のセルに個体の情報が表示されます。
『この個体ってどこのブリーダー出身だっけ?』
とか
『親ってどの個体だっけ?』
等、パッと調べる時に便利です。
ブリーダーさんの場合、販売個体を登録しておくことで問い合わせが来た時すぐに対応できますね。
【三代祖早見表】
黄色く塗りつぶされた個体IDセルに、情報を調べたい個体のIDを入力します。
すると自動で三代祖の早見表が表示されます。
主に自家繁殖の個体に必要な機能ですね。
目の前の個体を見た時に、親個体と祖父母位までは思い出せるのですが、曾祖父母の代まで遡ると正確に思い出せるか?と言われると自信はなくなるものです。
記憶より記録ですね。
ちなみにシートの右側には、三代祖分の個体情報が自動で表示されます。
パッと見比べやすく便利です。
個人的には三代分のヘテロ情報が見やすくて気に入っています。
【簡易タグ印刷用】
個体IDの横のセル(赤枠)に、簡易タグを印刷したい個体のIDを入力します。
すると自動で性別、ハッチ日、モルフ名、ヘテロ情報、生産地の情報が表示されます。
種名、寿命、体長の項目を手動で変更すれば、他の種類でも利用出来ますよ。
【終わりに】
とっとこです。この子はかわいい猫ちゃん。
さて、今回は解説記事でもなんでもないので、とても短いですね。
このツール本当に個人的に使用していたものだったのですが、知り合いのブリーダーに渡していたらなんだかんだ好評で、思い付きに公開してみました。
買った個体、殖やした個体の情報を飼い主が忘れてしまえば、その情報は永遠に失われます。
その時には重要じゃないと思っていた情報が、数年後には重要になっていたなんて珍しいことではありません。
このツールがそうした情報の保全に役立てば幸いです。
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